花粉症の正体
花粉症は、「花粉を抗原とする鼻粘膜と結膜のアレルギー性の病気」です。
アレルギーとは、体の外から体内に侵入する細菌やウイルスなどを無害化する「免疫反応」が、過剰に作用してしまうこと。
花粉をも排除しようとする、過剰な生体防護反応がアレルギーです。
花粉は季節によって種類が変わります。
一般的なブームが過ぎたとしても、もしかしたらあなたは別の花粉によるアレルギーかもしれませんので注意してください。
2~5月(樹木)
・スギ
・ヒノキ
・ハンノキ
5~7月(イネ科)
・カモガヤ
7月~9月前半(雑草)
・ヨモギ
・ブタクサ
8月~11月(イネ科)
・カモガヤ
花粉症のつらい症状を軽減するポイント
【Point1】シーズン前に治療を開始する
スギ花粉は、多くの地域では2月の上旬から飛散し始めるので、2月になったら症状がなくても受診することでつらい症状に対策しましょう。
【Point2】処方された薬を指示通りに服用する
花粉症治療を行った4人に1人は、医師が処方した薬をきちんと服用していないという風に考えています。薬は必ず医師の指示通りに服用しましょう。そうすることで、症状は軽減できます。
【Point3】なるべく花粉にさらされない工夫を!
体への花粉の侵入をできるだけ減らすために、日々、花粉情報をチェックし、マスク・メガネ・帽子で防護しましょう。
また、帰宅時は、衣服をよくはたいて室内に入り、うがいや入浴には気をつけましょう。
こまめな水拭き掃除、加湿することで、大きな症状改善も期待できます。
【Point4】よく眠って、ストレス解消!
寝不足の日は花粉症の症状がひどくなります。シーズン中は睡眠をたっぷりとりましょう。
当院では、そういった花粉症に対しての処方や治療も行っているのでぜひ、お気軽にご相談ください。